【TGS2023】大熱狂!!コロナ規制解除で大盛り上がりを見せた東京ゲームショウ2023

東京ゲームショウの看板の前でガッツポーズをする筆者

看板の前に転がるペットボトルに風情を感じます。

管理人
管理人

ここでは、実際に東京ゲームショウ(TGS2023)に参加してみて感じたことや、

印象に残った企業ブースなどについて(心の声も交えて)お伝えします!

東京ゲームショウとは

       東京ゲームショウ2023公式HP(https://tgs.nikkeibp.co.jp/tgs/2023/jp/)より引用 

『東京ゲームショウ』とは、例年幕張メッセにて行われるゲームの祭典だ。

ここでは各ゲーム企業が一堂に会してブースを設営し、一般の人向けに新作ゲームの発表や発売間近のゲームの試遊展開が行われる。

それだけでなく、プロゲーマーやストリーマーをはじめとする著名人や、プロデューサーや声優などゲーム制作に携わった人も多く参加するビッグイベントで、ゲーマーはこの時期になるとソワソワしてしまうのだ。

私もしがないゲーマーの1人として身体をくねくねさせながら幕張メッセに足を踏み入れてきたので、その様子や感想をお伝えできればと思う。

ちなみに私は去年のTGS2022が初参加であり今回で2回目の参加となるが、今年は新型コロナの規制が全面的に撤廃されて4年ぶりに幕張メッセ全館を利用しての開催となるらしい。

そんな今年の幕張メッセには何が待ち受けているのか───────────。

我々はその真相を探るべく、期待とモンハンnowを胸に海浜幕張駅に降り立とうとしていた。

 

物語の舞台、海浜幕張

朝6時前に起床し、約2時間かけて最寄り駅の海浜幕張駅に到着した。

───────────2時間!?!?!?

そう、埼玉県民である筆者にとって幕張メッセは遠い異国の地に匹敵するのである。

なんてことだ。電車に乗っているだけでモンハンnowのハンターランクが4も上がってしまった!

嬉しい悲鳴と普通に悲しい悲鳴が駅のホームに響き渡る。

「まあいい…。せっかく苦労して早起きしたんだ。さあ、乗り込むぞ!幕張メッセに!!」

ウワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッ

なんだこの混み混み具合は!?確かに入場開始1時間前だよな?!

普段インドア派で人混みが大嫌いな私にとっては生きた心地がしなかった。全然前に進まないし。

去年来たときはここまでではなかった気がする。これがコロナ規制を解除した本来の姿なのか…。

 

しかもなんか雨降ってきた。

ただでさえ多い人混みとスペースを取る傘で息苦しさを感じる。しかし、こんな状態でさえ周りの人たちは目を輝かせて楽しそうにお話をしている。まだ会場に入ってすらいないのに、TGSの熱量をはっきりと実感した。ゲームの力ってスゲー!

  

 

ちなみに、あまりにも列が前に進まなさ過ぎて退屈だったのでモンハンnowをしていたのだが、近くにハンターがめちゃくちゃいてすごかった。常に一狩り誘われている。現実世界に飛ばされた挙句、約120人のハンターに囲まれているリオレイアがかわいそうである。

 

管理人
管理人

逆にこちらが募集をすると1秒も経たないうちに頼もしい仲間が駆けつけてくれる。

会場に入る前からハンターたちのボルテージはマックスだ。

いざ入場!東京ゲームショウ2023!!

 

海浜幕張駅に降り立ってから約1時間半ついに入場に成功した。

正直長かった…。入場するだけでもうガクガクである。この状態で全部回りきれるかな…。

入場時点で身も心もヘトヘト。そんな貧弱な管理人の前に現れたのは──────

SEASUN GAMES 『スノウブレイク』ブースにて

入場していきなり眼前に現れた3人が醸し出す魅力的なオーラは、長い行列で疲弊していた筆者の心を癒してくれた。

 

!?

入場していきなりクオリティの高いコスプレイヤーに遭遇!いわゆる「公認コスプレイヤー」というやつらしい。

そう、今年は去年と比べてコスプレイヤーの数がめちゃくちゃ多く、多くの企業ブースに公認コスプレイヤーが立っていた。企業公認だけでなく一般のコスプレイヤーの方もいて、専用の更衣室まで用意されていた。現実世界に作品のキャラクターが存在しているかのようで感動したぞ。

『スノウブレイク』という作品のキャラクターらしく、キャラクターデザインもなかなかに好み。正直ここに来るまでは作品の存在すら知らなかったけれど、幅広い層のゲームファンが訪れるTGSだからこそ、企業にとっては自社のコンテンツを知ってもらう絶好の機会となっているのだろう。

ゲーマーにとってはまだ見ぬ作品との出会いを含む最高のワクワクを感じられる場所であり、企業にとっては他企業やユーザーとの交流を図りビジネスチャンスも生まれるきっかけにもなる…。なんて良いイベントなんだ

管理人
管理人

TGSはゲームファンと企業が直接交流できる貴重な機会

バンダイナムコエンターテインメント 『TEKKEN8』ブースにて

風間準と凌暁雨もかっこかわいいけれど、筆者としては風間仁(写真右)がお気に入り。

その点公認コスプレイヤーが来場者に与えるインパクトは絶大であり、その作品の世界観に一気に引き込まれてしまいそうだ。

 

大・大・大迫力!企業出展ブース!

セガ/アトラス 『ペルソナ』ブースにて

大人気JRPGシリーズ『ペルソナ』のマスコットキャラクターの「モルガナ」。

『ペルソナ3 リロード』も発売が待ち遠しい!

数々のコスプレイヤーさんのクオリティの高さにひとしきり興奮し終えたところで、各ゲーム企業の出展ブースをまわることにしたぞ。

各ブースでは新作ゲームの発表が行われたり、発売間近のゲームに関連したショーやイベントが開催されたりしている。中には一足早く新作の試遊が体験できるところもあるらしい。

とりあえず、有名どころをブラブラ歩きながら試遊できるところを探そう。

楽しみだな~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

スクウェア・エニックス 『FINAL FANTASY Ⅶ REBIRTH』ブース

FFⅦ本編でクラウドが乗り回していたバイクが完全立体化!

いざ前に立ってみると意外に、いやかなり大きい。

クラウドは大型二輪の免許的なものは取っているのだろうか?

CAPCOM 『STREET FIGHTER 6』ブース

CAPCOMのスト6ブースでは、プロゲーマー同士の熱い激闘が繰り広げられていた。

スト6に関しては、ここCAPCOMブース以外にもゲーミングデバイスエリアをはじめとする様々な企業のブースでイベントが行われていて、界隈の熱い盛り上がりをその身で実感したぞ。

どのブースも思うように歩けないほど賑わっていて、2人以上で行く場合は少しでも目を離したらすぐはぐれてしまいそうだった。どこか一つにでも立ち寄って観覧をしてみたかったが、どこも超満員でスタッフの人が一生懸命観覧スペースを確保するロープを引っ張っていた。ちょっと移動するだけで疲れたけどなんかこう、良いなあ。

で、試遊は?

──────────────────ほぼすべて整理券終了!?!?

おいおい、一体どうなっているんだ。まだ開場してから1時間ちょっとしか経ってないぜ?

自分の想像以上に試遊への道のりは果てしなく険しかった…。来年こそは何とか体験したいですね。

・・・・・・・・ペルソナ3やりたかった!!イナズマイレブンやりたかったよ!!!!!!!!!!

  

 

意外なあの企業も出展!?ゲーミングライフスタイルコーナー

 さらに特筆したいのが、ゲームをプレイする「環境」に焦点を当てて商品を展開する企業が集う「ゲーミングライフスタイルコーナー」だ。昨今では面白い作品や高機能のゲームハードに加え、それらを快適にプレイするための机や椅子などのニーズが高まっている。

ニトリ ゲーミング家具ブース

いわずと知れた家具メーカー『ニトリ』がTGSに今年も参戦。

私もいつかこのような広々としたL字デスクに向かって一日中ゲームに没頭したいものだ。

 ゲーミングライフスタイルコーナーでは、このように各企業が作り上げる「環境」を実際に体験することができる。中でもニトリはプロeスポーツチーム『DetonatioNFocusMe』とスポンサー契約を結んでおり、黒を基調とした男の子がワクワクするようなコラボ商品が展示されていた。近未来感あるぜ。

 さらに管理人が仰天したのがこれだ。

Bauhutte デスク秘密基地化計画ブース

写真右に3つ並んでいるのは『ダメ着』。すでに写真のインパクトが強いが、ゲーミング家具以外にも究極の快適さをサポートするための商品が揃っている。

??????????????????

あまりのインパクトに思考が停止してしまった。なんだこれは?!

 写真手前のいかにも座り心地がよさそうなチェアはリクライニング可能。モニターはアームによって前傾角度を保ち、机の下にはさらに移動式デスクが備わっており、まさに「寝ながら」ゲームを楽しむことができる。最強じゃねえか…。

何より、「デスク秘密基地化計画」というキャッチフレーズ自体にものすごいロマンを感じる。

TGSというこの場でその「秘密基地」の具体性が提示されていて、「自分の部屋にこれがあったらな」と一目見ただけで購買意欲が掻き立てられる。くそう。

 ちなみに、この身動きが取れなくなりそうな環境は25万円以内で揃えられる。

25万円か…。学生には厳しい気もするけど、数か月節約しながら貯金すれば何とかなるのか…?

TGSの期間限定でセールも行われていたようなので、気になる人は来年もバウヒュッテさんがTGSに出展したときのために備えて検討してみてはいかがだろうか。

TGS2023、閉幕

  今年はコロナによる規制が全面的に解除されたこともあって明らかに去年より人が多く、正直体力的にも時間的にもすべてのブースをじっくり見ることができたかといわれると少し惜しい気持ちもあるが、全国のゲームファンの「好き」が創り出す熱気と、ゲームに携わる企業様が一体となってゲーム業界をより盛り上げようとする熱い思いをこの肌で感じ取ることができた。

閉場時間17時を過ぎて一斉に帰宅を始めるゲームファンたち

お祭りの楽しい時間はあっという間に過ぎる。各々が今年の収穫と来年への期待を胸に帰路へ。

 朝にも同じことを思ったが、尋常じゃない数のゲームファンの後ろ姿を見て、ゲーム・エンタメ業界の未来は明るいものだと確信した。私はTGSに参加するのは2度目で経験が浅いほうではあるが、ゲームファンと企業が一体となっていて、何より出展する企業がリスペクトし合ってゲーム業界を盛り上げようとしているあの雰囲気が好きだ。私もそんなゲームファンの1人として、来年のTGS開幕が今から待ち遠しい。

 しかし、一つも試遊を体験することが出来なかったり、各ブースをじっくり見て回れなかったことはやはり悔しい。そこで、管理人が今回実際にTGS2023に参加してきて「こうすれば良かったな」と感じたことを挙げていくので、来年のTGS2024への参加を考えている人は参考にしていただきたい。

管理人
管理人

私の体験談となってしまいますが、ぜひ次回以降のTGSに向けて参考にしてみてください!

東京ゲームショウを100%楽しむために

 

通常の入場券ではなくサポーターズクラブチケットを買う

 TGSで多くのコンテンツに触れることを重視するのであれば、これがもっとも重要。

こちらのチケットを購入しておくと、入場列に並ばなくてもそれをパスしてスムーズに入場できてしまうほか、TGSオリジナルグッズをもらえる特典が付いてきます。

2300円の一般入場券に対し、サポーターズクラブチケットは4000円とほぼ倍額ではありますが、何かしらの試遊を確実に体験できることから払う価値は大きいと言えるでしょう。

もちろん通常の入場券よりも格段に早く売り切れてしまうので、気持ちとしては入場券の発売が開始された瞬間に確保できるよう準備をしておく必要があります。

開場時間の気持ち2時間前には海浜幕張駅にたどり着く

 私は開場時間の1時間前に海浜幕張駅に到着したのですが、ここは個人的に甘かった…。

まず、海浜幕張駅から入場列までは結構距離があるうえに人も多いです。というか駅のホームから大行列が始まります。あまりの人の多さにホームから人が落ちそうなくらい。

開場時間が午前10時であるのに対して実際に私が入場できたのは午前10時半ごろですから、通常の入場券を買う場合は海浜幕張には1時間半~2時間ほど前に着いておくべきだったという個人的な反省ポイントです。

ちなみにお昼を食べてから午後12時前後に来場される方がかなりいましたが、可能な限りこれは絶対にやめたほうが良いです。昼はランチタイムと相まって会場付近が朝よりめちゃくちゃ混みます。

午後12時40分ごろの入場列の様子。ヒエッ…

入場には入場券の確認と手荷物検査を受ける必要があるため、正直スムーズには入れません。

(再入場に関しては、別口から入場時にもらえるリストバンドを見せるだけで大丈夫です)

入場列も朝と同等かそれ以上の列が伸びていて、入場できたころにはもう閉場まで2~3時間しかなくなる可能性が高いです。そうなると本当に自分の行きたいところを3,4か所くらいまわってタイムアップとなり、体力を消耗するだけで不完全燃焼になってしまいます。このことから、じっくり回りたい方は早起きして朝に来場することをお勧めします。

試遊が抽選や申込制の場合は、忘れず早めに申し込む

 試遊に関しては早い者勝ちの整理券争奪戦が多い印象ですが、中には事前申込制や抽選制を採用している企業もあります。TGSへの参加を検討した段階でサポーターズクラブチケットの入手が困難な場合は、諦めずに事前の申し込みや抽選で体験できるところがないか探してみましょう。

前日までにマップを読み込んで会場の構造を把握し、ルートを厳密に計画する

 当日の気分でぶらぶらしながら雰囲気を楽しむのもアリですが、効率よく全体をまわりたいのであれば前日までに詳細にルートを設定しておくことがおすすめ。

特に初めて参加する人は当日に予想を超える人の波に揉まれることになり、気分で歩こうとすると体力が余計に削られて回れるブースの数も少なくなってしまうことがあります。それに加えて幕張メッセ自体が初めての人は何番ホールがどこにあるのか、本館と別館の位置関係などの構造を把握しておくと当日余計に歩くことが無くなって良いです。

マップは開催日の1,2週間前に公式HPで公開されるので、それをもとに出展ブースと効率の良い巡回ルートを決めておくとより有意義な1日となるでしょう。

昼食は11時台に早めにとる

 それと昼食は11時頃に食べておくとちょうどよいです。私は完全に気分で早めにお店に入ったのですが、これが本当にちょうどよかった。多くの人が12時半ごろにバーッと昼食のために動きますので、11時台にお店に入るとその人たちと入れ替わりになります。そうすることであまり待たなくてもすぐにおいしいご飯にありつけますし、ゆっくり食べながら午後のプランを練ることも出来ました。

 ちなみに幕張メッセ会場内のレストランやコンビニで済ませようとすると、何時台に昼食を取ろうと地獄を見ることになります。昼食をとる場合はいったん会場を出て、会場近くにある「ワールドビジネスガーデン」のレストランエリアがおすすめです。

とんかつ Kappo 有燻 海浜幕張店にて

https://maps.app.goo.gl/SrBYWPchBBKYiVnb7?g_st=ic

管理人が実際に入店したワールドビジネスガーデンの中のお店の1つ。唐突の飯テロ。

私は空っぽの胃袋にロースカツ定食をかきこみました。

ここで小一時間ゆっくり午後のプランを練った後に店を出ると、長~い行列が出来ていてギョッとしました。1000円前後でおいしいトンカツが食べられるので、TGSに参加した際はぜひ立ち寄ってみてください!!

さいごに

 今回は私の目線からTGS2023に参加して感じたことを書き連ねてきたが、この記事を読んで次回以降のTGSに足を運びたい、行ってみたいと思ってもらえたり、そんなときの参考となってくれれば幸いです。もし一つでも愛するゲームがある方ならば楽しめる場となっている。自分の知らない作品やコンテンツとの出会いの場にもなっているので、ぜひ参加していただきたい!

タイトルとURLをコピーしました